放浪者の物語1 「ドラゴンボーンの過去(前編)」
※今回はボリュームがあるので注意してください。
自宅でハチミツ酒を飲みながら、ドヴァキンは過去を思い出す。
ドラゴンボーンと言われて、旅していた少し前のことを。
マルカルスに立ち寄ったときに宿屋でステンダールの番人が
町にある廃屋を調べているという話を聞いて興味本位で立ち寄ることにした。
廃屋の前にいる番人と話すとデイドラ信仰に利用している疑いがあるから
調査するというので力を貸そうと思ったのだ。
家の中は異様な雰囲気で、つい最近まで暮らしていた形跡があった。
奥にいくとガッチリとしまった扉があったのであけようとすると
番人は「ただのデイドラの気配ではない!応援を呼ぶ」と言って廃屋から出ようとしたがドアは開かない。閉じ込められたのだ。
そして家に響き渡る恐ろしい声。
なぞの声「殺せ!骨を砕け!肉を引き裂け!」
声の恐怖にやられた番人は死にたくないと叫びながら襲ってきた。
番人が恐怖に屈したのだ。
そして俺もまた・・・生き残るために。
番人を倒すと褒美をやろうと謎の声が囁き奥へと呼ぶのだ。
廃屋から出られない以上は行くしかなかった。
祭壇のようなものに近づくと牢に囚われる。
謎の声の正体は恐怖を司るデイドラ、支配の王モラグ・バルだった。
牢に囚われた俺に報酬をやるから願いを聞けという。
祭壇を汚したポエシアの司祭を連れて来いとデイドラのモラグ・バルは依頼してきた。
『貴様の願いは聞けない!』俺は拒否をした。
以前にデイドラとは関わっていたのでロクなものではないとわかっていたからだ。
だがモラグ・バルは「貴様の自由も報酬のうちに入っているのだ。」と言ったのだ。
結局、ポエシアの司祭を助けに砦に向かうことにした。
興味本位の自業自得とはいえ、デイドラに関わるのはうんざりだった。
あいつらは人の話聞かないし、言うだけ言って、願いを聞かなきゃ酷い目に会うのだ。
デイドラは嫌いだがなぜか関わる事が多い。
砦に真正面から入り、砦のフォースウォーン達を全滅させる。
ポエシアの司祭を救出した。殺しにきたのか?って聞かれたから
『ポエシアの依頼で』と騙して、ポエシアの司祭を解放したのだった。
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後編へ続く。